集中学
-Focusology-
集中を、科学する。集中力は鍛えるものではなく、知るもの。5つの軸と集中の四状態から、自分だけの集中スタイルを理解する。
午前中は頭が動かない。エンジンがかかるのは夕方から。
カフェなら集中できるのに、静かなオフィスではかえって気が散る。
ひとつのことに3時間没頭なんて無理。15分で別のことが気になる。
締切がないと動けない。自分は怠惰なのだと思っていた。
仕事を離れても頭が切り替わらない。うまく休めず、ひらめきも湧かない。
これらは「意志の弱さ」でも「能力の欠如」でもない。 あなたの脳が、人類がかつて経験したことのない環境のなかで、 構造的に勝ち目のない戦いを強いられている——その結果にすぎない。 消えた集中は、あなたのせいではない。 ただ、あなたの脳が持つ集中の"型"が違うだけだ。
Focusology(集中学)は、認知科学・神経科学・心理学の知見に基づき、 集中力を「個人の型」として理解するアプローチ。
一人に合う集中法はない。 朝型の人と夜型の人では、最適な作業時間が異なる。 静寂を好む人と刺激を好む人では、最適な環境が異なる。
大切なのは「正しい集中法」を身につけることではなく、集中の四状態という普遍の地図を知り、自分の型に合った環境と習慣を設計すること。
The Four States
「集中」はひとつではありません。意識が対象に絞られているか漂っているか、それが目的に役立つか妨げか——この2つの軸で、集中は4つの状態に分かれます。これは誰にも共通する普遍の地図。あなたの型(5軸)は、この地図の上をどう動きやすいかの個性です。
ポジティブ集中
TPN(外向き)が主役・DMN(内向き)は抑制
目的に向かって意識を能動的に絞り込む、育てるべき集中の中心。
ネガティブ集中
TPNは主役だが、向き先が自分の目的の外へ誤誘導されている
脳の働きは集中そのものなのに、その馬力が他人の目的に使われている罠。現代で最も時間を奪う。
ポジティブ・マインドワンダリング
DMN(内向き)が主役・SN(指揮者)は穏やか
問題を抱えたまま自由に漂うと、離れた記憶が結びつき、ひらめきが孵る。
ネガティブ・マインドワンダリング
DMNが主役だが、SN(指揮者)が不快な考えに過剰反応し粘着する
不安や後悔が一点に淀んで堂々めぐりする状態。四状態で唯一、活かしようがない。
この四状態は、脳の三つのネットワーク(外向きのTPN・内向きのDMN・指揮者のSN)の配役で生まれる、誰にも共通する普遍の地図。 あなたの「型」は、この地図の上をどう動きやすいかの個性です。
Five Axes
集中リズム
いつ集中できるか
刺激適性
どこで集中できるか
注意スタイル
どう集中するか(没入と切替)
集中ドライブ
何が集中を起動するか
回復スタイル
どう休むと戻るか
rMEQ · Eysenck · HSP · ACS · MPI · SDT · 注意回復理論
あなたの集中タイプは、
5つの文字で表せる。
いくつかの質問に答えるだけで、あなたの集中プロファイルがわかる。
無料で診断する「集中力がない」と自分を責めたことがある
ライフハック本を読んでも、自分には合わなかった
チームメンバーの集中スタイルの違いに悩んでいる
リモートワークで自分の働き方を見直したい
科学的根拠のある方法で、環境と習慣を設計したい
自分の集中を知ることが、
最初の設計になる。